皆さんこんにちは!東京都足立区を中心に一都三県で、足場鳶、重量鳶、鉄骨鳶と幅広く対応している黒沼建設です。
今回は建設業の「花形」とも言われている「鳶」の世間一般での給与と弊社の給与制度を交えて紹介していきたいと思います。職人の世界は「キツイ」「危険」「汚い」などの「旧3K」のイメージが強いかと思いますが、弊社をはじめ「新3K」(「給料がよい」「休暇が取れる」「希望がもてる」)を推進している企業は多数ございます。本記事ではそんな新3Kの中で「給与がよい」にフォーカスを当てて紹介し、皆さんのイメージが少しでもよいものになって頂ければ幸いです。
※新旧3Kについてまとめた記事もございますので、併せてお読みください。
「建設業界、 本当に「3K」?? 子ども達や高卒・新卒が憧れる「新3K」を業界全体で目指すために!」
■鳶職の平均給与はどれくらい?キャリアアップは可能?
鳶職を目指している人が気になるのが給与と将来性ですよね。どのくらい儲かる仕事なのか、キャリアアップは可能なのかなどを知りたいでしょう。
鳶職業界全体での予算は今後も増加が見込まれており、「稼げる」環境になっていくのは間違いないでしょうから、将来性は明るいです。とにかく、それぞれの詳細を見てみます。
・鳶職の平均年収・給料・ボーナスは?
鳶職の平均年収・給料・ボーナス額を確認してみましょう。厚生労働省が公表した「令和元年賃金構造基本統計調査」によると、鳶工の平均年収は次のようになっています。
平均年収:3,930,000万円
対象年齢:41.6歳
対象勤続年数:10.1年
対象平均月給:307,400円
対象平均賞与:241,200円
・鳶職の将来性
続いて、鳶職の将来性を考えてみましょう。
鳶職の将来性は、建築業界全体の傾向や人口動態による変化はあるでしょうが、基本的に需要が高い仕事なので、明るい未来が待っています。令和5年2月の住宅投資予定額は、前年同月比3.9%増の11,333億円で、鳶職の活躍場面も多くなっています。
高層ビルや超高層ビルの建設では、鳶職なしではできません。高層ビルや超高層ビルの建設には高いレベルの技術力と経験を要し、鳶職の役割が非常に重要になってきます。
少し前には東京オリンピックの開催がありましたが、このような大規模施設建設でも鳶職が求められ、大活躍しました。
一方、鳶職をはじめとした建設業界の大きな課題が人手不足です。鳶職の作業は高所で行うことも多く、危険も伴うので、高度な技術と経験が必要なのですが、そのような人材を育成するためには時間も手間もかかります。特に若手鳶職が不足している状況にあり、技術さえ身に付けておけば、需要も高まります。
また、近年は建設投資額が増加傾向にあり、2017年以降も60兆円を超える額で推移。建設投資の増加に伴い、鳶職の役割も増しています。
建設業界の一部の作業では機械化や自動化が進み、鳶職の仕事内容にも機械化されるものが出てきました。しかし、それは一部の作業であり、多くの鳶職の作業には人間の手と技術が欠かせません。それだけに、鳶職の重要性がなくなることはないのです。
以上の内容をまとめてみると、鳶職の需要は高まる傾向にあり、技術と経験さえ身に付けていけば、仕事はドンドン舞い込んでくるでしょう。建設投資の増大によっても、鳶職の役割はさらに増していきます。鳶職の将来性は安定し、明るいです。
■高収入鳶職人になるためのステップ
鳶職の平均給与を示してありますが、鳶職人になるのなら、少しでも給与を上げて、高収入を目指したいでしょう。そのためにはどうすればいいのかを考えてみましょう。
・職長になる
高収入鳶職人になるための第一ステップは職長になることです。職長は一人前の職人として認められてから何年か経つと任されるポジションです。
職長の仕事内容は、工事の工程・施工・安全を管理し、作業手順を考えて工事計画を進めていくことです。現場で指揮監督もします。
他の職人へは的確な指示を出し、工事を円滑に進められるように取り計らう大事な仕事で、やりがいもあります。
・資格を取得する
高収入鳶職人になろうと思ったら、資格を取得しておきたいところ。次のような資格を取得しておくと、実力も認められ、キャリアアップにも役立ちます。
「とび技能士」
「とび技能士」は厚生労働省が認定する国家資格で、1~3級まであります。資格を取得すると、鳶職人としての技術を国から認められたことになります。
3級には受験資格はなく、2級以上では下位の資格と実務経験が必要です。各級には学科試験と実技試験がありますが、実技試験で問われるのは以下のような内容です。
3級:鳶作業の段取り、仮設の建設物等の組立て及び解体、建設工事に使用する材料の運搬
2級:鳶作業の段取り、仮設の建設物等の組立て及び解体、切削、組立て及び地業、玉掛け、建設工事に使用する材料の運搬
1級:鳶作業の段取り、仮設の建設物等の組立て及び解体、切削、組立て及び地業、玉掛け、建設工事に使用する材料の運搬
まずは、受験資格のない3級から目指してみてください。
「玉掛け技能講習」
使用するクレーンの最大つり上げ荷重が1トン以上の玉掛作業では、「玉掛技能講習」という資格が必要になります。鳶職の仕事をする場合、鉄骨のつり上げなどでクレーンを使用することが多くなるので、この資格を取得しておく方がいいです。
受講コースは保有している資格や、玉掛け補助作業の経験などによっても変わります。また、教習所により実施しているコースが異なります。
「足場の組立て等作業主任者」
建設現場の足場建設では資格がなくてもできる作業もありますが、つり足場、張出し足場または高さが5m以上の足場を組立て、解体または変更する場合は、「足場の組立て等作業主任者」という有資格者を配置しなければいけないことになっています。
資格取得のためには、講習を受けて、修了試験に合格しなければいけません。「足場の組立て等作業主任者」は鳶職人が作業員から作業主任にキャリアアップしたいと考えている時に役立つ資格なので、ぜひ取得を目指してください。
■年収1000万円を超える鳶職人の特徴
鳶職人の中には年収1000万円を超えている人もいますが、どのような人なのか特徴を紹介します。
まず年収1000万円を超えている鳶職人の技術は高いです。鳶職は高所作業が多く、危険を伴う仕事になるため、高い技術力が求められます。そのような技術力を備えた職人には高収入が支給されます。
次に年収1000万円を超える鳶職人は経験が豊富です。鳶職の仕事では経験も重要で、経験豊富な人は効率的な作業ができ、品質向上に努めます。その結果が高収入となるのです。
年収1000万円を超える鳶職人はマネジメント能力にも優れます。鳶職の作業は複数人で行うことになるので、皆をまとめるマネジメント能力は大切。
複数の現場を抱えることもあり、チームリーダーとして活躍できる人材は重宝され、収入も高くなりやすいです。
顧客対応能力にも優れるのが年収1000万円を超える鳶職人。鳶職にとっては顧客とのコミュニケーションも大事な要素で、顧客対応能力が高く、信頼関係を築くのがうまい人は高収入を得られることがあります。
■東京都足立区の有限会社黒沼建設は鳶職を絶賛募集中!
黒沼建設は、経験豊富な鳶職人が多く在籍し、一人ひとりを尊重した教育を行う制度があるため、未経験者でも安心して勤めることができます。
また、足場鳶と重量鳶、鉄骨鳶など鳶に関するすべてを手掛ける会社であり、マンションから大型施設まで施工を行うため、さまざまな現場でキャリアを積むことが可能です。
鳶職に必要な資格取得支援制度や残業がほぼナシなのでライフワークバランスが整っており「未経験」「キャリアチェンジ」どちらでも安心して働ける環境です。皆さんの「やる気」を全力で応援する弊社でぜひ一緒に盛り上げていきましょう。
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