足場鳶ってきつい?リアルな本音と楽しさ、将来性を解説!   

皆さんこんにちは!東京都足立区を中心に一都三県で、足場鳶、重量鳶、鉄骨鳶と幅広く対応している黒沼建設です。


スキルを身につけて長く働いていきたいのなら、足場鳶の仕事を選ぶのがおすすめです。

足場鳶の仕事はきついと言われることもありますが、じっくり働けばほかの仕事にはない充実感を味わえます。そこで今回は、足場鳶の働き方について詳しく解説していきます。



■足場職人ってどんな仕事をするのか?



まずは、足場鳶の働き方について詳しくチェックしていきましょう。


・現地調査・作業内容の確認

足場鳶の仕事は、足場を組み立てる現場の環境を調べることから始まります。図面や書類の情報だけでは現地の状況はわからないため、現地に足を運んで調査することが重要です。

このタイミングで、作業の目的も確認しておきます。目的を把握すれば、作業者がベストな状態で作業できるような足場を組むことができます。


・図面作成

現地調査を終えたら足場図面を作成します。詳細に図面化しておけば、現地での作業がしやすくなります。

かつて足場図面は手作業で作成していましたが、現在では専用のソフトやアプリケーションを使用するのが一般的です。


・拾い

作成した図面をもとに、足場に必要な部材を選定することを拾いと呼びます。

足場の工法や必要な部材は現場ごとに異なります。どの部材がどれだけ必要かを丁寧に拾い出していけば、あとあとトラブルが起きにくくなります。


・部材の手配・搬入

拾いが終わったら実際の部材を手配します。ただし、自社で足場を保有しているのなら手配は必要ありません。


部材が揃ったら搬入を行います。ひとつひとつの部材はかなり重く、部材同士がぶつかると非常に大きな音が鳴ってしまいます。ケガや騒音を避け、丁寧に搬入することが重要です。


・組み立て

足場の組み立ては図面を見ながら丁寧に行われます。1人で足場を組むのは非常に難しいため、メンバー同士の協力が必要不可欠です。

足場の組み立てを終えたら、施工をする大工や設備職人に現場を任せ、作業終了までしばらく現場を離れます。


・解体・撤去

足場鳶は、施工が完了したタイミングで現場に戻り、上部から足場を解体していきます。

施工した建物は新品だったり塗装したてだったりするため、キズをつけないよう細心の注意を払いましょう。

足場を慎重に解体したら、部材を現場から撤去します。帰路で荷崩れが起きないよう、部材を丁寧に積み込んでいくことが重要です。


・片付け・清掃

解体撤去のあとには現場の片付けや点検をします。

足場鳶は現場を最後に担当するため、作業を終えた現場の汚れやゴミをしっかり掃除しなければなりません。また、現場に取り残されているものがないかも必ず確認しておきます。



■足場鳶がきついと言われる理由



足場鳶は建設現場に必要不可欠な存在ですが、「きつい仕事」と言われてしまうこともあります。足場鳶が「きつい」と言われるのはなぜなのか、その理由を見ていきましょう。


・朝が早い

足場鳶の仕事は朝早くに始まる傾向にあります。

足場鳶が早い時間に足場を作っておかなければ、ほかの職人は作業に取りかかれません。足場を組むのが遅くなると職人の仕事も遅れてしまい、作業が終わらなくなってしまいます。

現場作業には時間の制約があるため、足場鳶は早朝から働かなければならないことが多いのです。


・体力を使う

足場鳶は体力仕事なので、駆け出しの時期にはつらさを感じることもあります。

組み立てている足場を上り下りしたり重い部材を運んだりする仕事では、体力をかなり消耗します。

とはいえ、部材を担ぐコツや仕事の要領さえ覚えれば、ある程度楽になります。しばらく頑張れば筋力もつき、体の負担は減っていくはずです。


・季節や天候の影響を受ける

足場鳶の職場は基本的に屋外なので、気候影響を大きく受けます。夏の炎天下での作業、冬場の寒い場所での作業をつらく感じることもあるでしょう。

最近は空調服や防寒着の性能が上がっており、作業のつらさもある程度緩和できます。もちろん、夏場の作業では熱中症対策のために水分補給を心がけることも大切です。

足場鳶の仕事は大雨や強風の際には中止や延期になりますが、小雨の日には仕事をしなければならないこともあります。こういった場合には、足元に気をつけながら丁寧に作業を行う必要があります。


・高所作業の危険性

足場鳶の仕事の多くは高所で行われるため、転落のリスクがあります。転落事故を防ぐためにも、墜落制止用器具(安全帯)をしっかり身につけなければなりません。

また、鳶の仕事で工具や資材を落としてしまうと、地上にいる人にぶつかるなど大きなトラブルが起きてしまいます。雨や風の日には特に注意が必要となるため、緊張感から疲れてしまうこともあるかもしれません。



■足場鳶の面白さ、やりがいは?



足場鳶の仕事にはきつさもありますが、それ以上に楽しさややりがいもあります。

ここからは、足場鳶という仕事の魅力をチェックしていきましょう。


・専門性が高くスキルアップが目指せる

足場鳶は単純作業というイメージがあるかもしれませんが、実はかなり精密な施工で成り立っています。

鳶職人は豊富な経験をもとに、現場に合った施工を選ぶ必要があります。幅広い現場を経験するうちにスキルが上がり、専門的な知識や技術も身についていきます。

足場鳶は、仕事でスキルアップしたい方や専門性が高い仕事がしたい方に適した職業です。


・鳶職は仕事をしているだけで体が鍛えられる

働いているだけで体が鍛えられるのも、鳶職人の魅力です。

重いものの持ち運びや高所への上り下りで全身の筋肉が強くなります。高所で作業をするうちに、バランス感覚も養われます。

足場鳶として仕事を続ければ、ジムに通ったり筋トレをしたりする手間なく、全身をバランスよく鍛えられるでしょう。


・建設現場を土台から支えている

自分が施工に関わった建物が無事に完成するのは、足場鳶にとってこの上ない喜びです。

作業中にはつらいと感じるようなこともあるかもしれませんが、作業が終わり地上から完成物を眺めれば、驚きや感動を得られるはずです。


・仲間と楽しく仕事ができる

足場鳶の仕事は1人で行うことはできません。現場のスタッフが協力することで初めて、足場の安全を保つことができます。

誰かと協力して仕事をするのは、1人での仕事とは違った充実感があります。

さまざまな仲間と絆を高めながら仕事したいのなら、ぜひ足場鳶の仕事をしてみましょう。



■東京都足立区の有限会社黒沼建設は鳶職を絶賛募集中!



黒沼建設は、経験豊富な鳶職人が多く在籍し、一人一人を尊重した教育を行う制度があるため、未経験者でも安心して勤めることができます。


また、足場鳶と重量鳶、鉄骨鳶など鳶に関するすべてを手掛ける会社であり、マンションから大型施設まで施工を行うため、さまざまな現場でキャリアを積むことが可能です。


鳶職に必要な資格取得支援制度や残業がほぼナシなのでライフワークバランスが整っており「未経験」「キャリアチェンジ」どちらでも安心して働ける環境です。皆さんの「やる気」を全力で応援する弊社でぜひ一緒に盛り上げていきましょう。


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